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つながりから 新しい価値創出を 地域に 社会に

技術と哲学の交差点 赤田さんの「コレマデ/コレカラ」

コレマデ/コレカラ3月の話し手赤田彌壽文さんが語る、池田町の“これから”

2025年3月の《コレマデ/コレカラ》は、池田町で金属加工企業を経営しながら、教育・商工会・地域社会へ多面的に関わり続けてきた赤田彌壽文(あかた・やすふみ)さんをゲストにお迎えしました。

「自分で考える」から始まるまちづくり

赤田さんは、世の中のトレンドに迎合するのではなく、自らの体験と感性に根ざした“地に足のついた”視点で物事を見つめてこられた方です。企業経営者でありながら商工会や教育にも関わり、時には中学生のアイデアに耳を傾け、まちづくりの未来にその声を活かそうとしています。今までの経験からに触れながら、本当に大切なものを社会の中でどう支えていくかという視座を提示してくださいました。

ローテクと感性の価値──ハイテクの時代にこそ

印象的だったのは、「どれだけハイテクが進んでも、最終的に勝負を決めるのは“ローテクで養った勘”だ」という言葉。これは、赤田さんの技術者としての実感でもあり、私たちの生き方へのメッセージでもあるように感じました。AIやPCでの学びだけではなく、子どもが泥んこになって遊ぶような場を町に作りたい・・
それは、単なる郷愁ではなく、人間の根源的な感性に立ち戻る試みであり、ローテクこそが、AI時代に抗える“人間の力”であるという確信でもありました。

「ない」ではなく「ある」から出発する

赤田さんの語るまちは、「できない理由を探す」のではなく、「今あるものに光を当てて、次の可能性を探る」姿勢にあふれていました。たとえば、金属加工技術の実習施設を作ろうという構想もその一つ。
空間や資源を再定義し、教育と技術を結びつけながら“新しい地域の循環”を生み出そうとしています。

経営者としての覚悟と哲学

「コストダウンではなく、“いいものをきちんと高く売る”ことが、地域の中小企業にとっては本当に重要」そんな赤田さんの言葉には、経営者としての現場のリアルと、長年の哲学がにじんでいました。「働くこと」や「食べること」の大切さもたびたび語られ、どれも生活と地続きの価値観です。数字や利益だけでは語れない“人が生きるための事業”とは何かを問い直す時間にもなりました。

“この町にはすでに、面白い人がいる”

今回の会を通じて印象的だったのは、「池田町にはすでにすごい人、面白い人がたくさんいる」と何人もの参加者が口にしていたことです。大都市にはない、地方だからこその巡り合いや物語が、この町には確かに存在しています。

小さな町でこそ起こる、濃密な“協働”のかたち

池田町の未来を考えるうえで、赤田さんが繰り返し語ったのは「地域の担い手同士が、どう連携し、循環し、協働していくか」の重要性でした。住民・行政・企業・商工会そして子どもたち。
それぞれの持ち場からどう交わり、補い合っていけるか。
そのためには“立場”を超えて対話する場が必要であり、《コレマデ/コレカラ》のような場こそが、その原点になれると感じました。


地に足のついた未来へ

赤田さんの語る“これまで”と“これから”には、確かな熱がありました。
聞く側の私たちが「そうだよな」と深くうなずくのは、きっと赤田さんが「自分の言葉で」「自分の経験から」語っているからこそ。私たちが「ある」と信じる地域の可能性は、外から持ち込むものではなく、日々の中に宿っているのかもしれません。

これからの池田町がどんなふうに動き出すのか、私たち4DeeRも地域の一員として、見つめ、関わり、共に歩んでいきたいと思います。

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