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つながりから 新しい価値創出を 地域に 社会に

◆ 能動的な関係人口ラボとは何か?

「住民票はないけれど、なぜかその地域を“自分のまち”のように思って関わっている人」がいます。
そんな人たちにスポットをあて、地域との関係性を深く見つめていくトークイベント、それが『能動的な関係人口ラボ』です。

移住や定住だけが地域とのつながりではありません。プロジェクト単位、趣味の活動、仕事、あるいは「ただ、好きだから」。地域の外から関わる人たちが、まちに新しい風を吹き込んでいます。このラボでは、そうした「能動的に関わる人々」の声を聞きながら、関わることの豊かさ、距離のあり方、そして“まちとの関係性の多様さ”を可視化していきます。

ラボ(lab)とは、本来「研究室」や「実験室」を意味する言葉です。このイベントにあえて“ラボ”という名前をつけたのは、「関係人口」というまだ答えのないテーマについて、立場の異なる人々が集まり、語り合い、観察し、考え続ける場でありたいと思ったからです。
一人ひとりの語りが、実践が、問いかけが、これからの地域との関わり方を“仮説”ではなく“感覚”として育てていく。
ここは、「住まないまちとの関係」を探求するための、小さなフィールドラボ(実験場)です。

◆ 企画の背景

「関係人口」という言葉は、主に移住・定住をゴールとした政策文脈で語られてきました。
しかし、私たちはこう考えます。

「住まないこと」こそが、しがらみの少ない自由な関わり方を生むのではないか。「定住しない関係者」もまた、地域のかけがえのない担い手ではないか。
地域の持続可能性を高めるためには、必ずしも移住施策だけに頼る必要はありません。むしろ現在、多くの自治体が人口確保のために移住者誘致を競い合っており、結果として“奪い合い”のような構図が生まれています。そんななかでこそ、住民票がない地域と積極的に関わる人々の存在は貴重であり、今後ますます必要とされるのではないでしょうか。
まちの内と外を行き来する人、二拠点で暮らす人、旅の途中でふと立ち寄る人。そのすべてが地域と関わる可能性を持っています。

◆ 目的とねらい

  • 定住しない関係人口の価値に光をあてる
  • 地元住民と外からの関わり手が対話する場をつくる
  • 多様な「まちとのつながり方」を可視化・共有する

◆ 開催概要

・開催場所:Cafeからびな(長野県北安曇郡池田町)
・開催頻度:奇数月・第3水曜日(隔月開催)
・時間:19:00〜20:30
・参加費:1,000円(ワンドリンク付き)
・参加形式:現地参加(定員制/予約優先)

◆ 内容構成

・ゲストトーク(60分程度)/ 質疑応答、対話セッション / まとめ、次回予告

◆ 2025年度 開催スケジュール

  • 第1回:2025年5月21日(水)ゲスト:米山哲彦さん
  • 第2回:2025年7月16日(水)
  • 第3回:2025年9月17日(水)
  • 第4回:2025年11月19日(水)

◆ お問い合わせ/申し込み

株式会社4DeeR/Cafeからびな
mail:corp@4deer.jp
Instagram:https://www.instagram.com/karabina.ikeda/

「住まない」けれど、「深くつながっている」そんな関係を、これからの地域の希望として育てていきませんか?

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