先日、4月16日に池田町の桜スポットをぐるっと巡ってきました。
訪れたのは、
- 陸郷 桜仙峡
- 陸郷 夢農場
- 鵜山 桜並木
道中にも、思わず立ち止まりたくなる風景がいくつもあり、まるで春の贈り物をたくさんもらったような、そんな1日になりました。
陸郷 桜仙峡
池田町から車で東へ道を進んでいくと、開けた場所から山桜を見下ろすスポットに着きました。
そこに広がっていたのは、静かに咲くたくさんの桜たち。この日はあいにく、西の空は曇っていて北アルプスの姿は見えなかったけれど、きっと晴れていたら、残雪が残る北アルプスの山と桜が重なる絶景だったはず。
でも、見えなかったことさえ、次の春の楽しみに感じられるから不思議です。
陸郷 夢農場
桜仙峡から見下ろした桜並木は夢農場周辺。いったん生坂方面に下ってから、ぐるっとまわって夢農場へ。
車窓から流れる桜の風景は、まるで映像作品のワンシーンのようで、先ほどの桜仙峡とはまた違う迫力がありました。夢農場の駐車場からは、見渡す限り桜。
ほんの少し移動するだけで、桜の見え方が変わるのも、池田町の魅力かもしれません。
鵜山 桜並木
最後は池田町の南、鵜山地区へ。ここは初めて訪れましたが、大きな鳥居のある神社と桜の並木が迎えてくれました。坂道を少し登ると、神社の横に咲く桜がちょうど日差しを浴びていて、まるでそこだけが物語の中のような、幻想的な空間でした。
近くには椅子とテーブルが置かれ、デイサービスの高齢者のみなさんが、ゆっくりお花見を楽しんでいて。その風景に、なんだか心がほぐれました。
桜だけじゃない、池田町の春
山道の途中にも、ぽつんと咲く桜や、ほっとするベンチがあったり。お弁当やおやつを持って、ただ風景や空気を味わいに来るだけでも、贅沢な時間になりそうです。
ぐるぐると道をめぐるなかで見えた一軒家を見て、「あのお家は、どの道から行けるんだろう?」と小さな探検気分に。桜だけじゃない“ワクワク”が、池田町にはまだまだ眠っている気がします。
地元にいても、知らない風景がある
実は私、生まれも育ちも池田町。
でも、こうして回ってみると知らない場所がたくさんあって驚きます。移住してきた方の方が町のことに詳しい、なんてことも(笑)
もっと地元のこと、知っていきたい。そんな気持ちが、春の景色の中でふくらんでいきました。
来年の春にも、またきっと
今年の桜はもう見納めですが、もしよければ来年のお花見の参考になれば嬉しいです。そして5月は、新緑の季節。東山の緑がぐっと深くなって、田んぼに水が入り、残雪の北アルプスが水面に映る、美しい季節がやってきます。
池田町には、静かだけれど豊かな季節の移ろいがあります。
「カフェからびな」も、そんな日々の風景とともにある場所でありたいと思っています。
桜の季節だけでなく、どうぞ気軽に遊びにきてくださいね🌿
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